みなさーんこんにちは!Zionです!
今回紹介するThe sandboxは今まであったブロックチェーンゲームとは全くの別物と考えたほうがいいくらいの新しいブロックチェーンゲーム!The sandboxの中でゲームを作り土地の上に置く、ほかのプレイヤーがその土地に遊びに行く。ゲームの制作者、プレイヤー全員がこのゲームの中にいて全員がThe Sandboxのプレイヤーなのです!
今回はそんなThe Sandboxというゲームについての記事を書いて行きます!
目次
The Sandboxとは
The Sandbox
Sandboxの歴史
Sandbox はもともとスマホ向けの2D ゲームで、プレイヤーがステージを作りそのステージをほかのプレイヤーが遊ぶゲームでした。今のマリオメーカーのようなゲームです!
2012年Pixowlが今の原型となるThe SandboxをiOSでリリース、そのAndroid、Windows版をだし累計4000万ダウンロードされた大ヒットゲームとなった。Pixowlは2018年にAnimoca Brands(ブロックチェーンゲームに多く携わっている会社)に買収されました。これについては下に記述する「The Sandboxの良さ(どでかい規模)」で詳しく説明します。
その後3D版でブロックチェーンを用いたThe SandBoxの制作発表がされました。
2019年に初回プレセールが行われ、今年2020年にはリリースされる予定です!
Sandboxってどんなゲーム
ゲーム説明
一言でまとめると「Sandboxはマーケット、ゲームエンジンの両方である」これが合っていると思います。
サンドボックスが何か特定のゲームを出すわけではなくあくまでゲームを作るための「NFTの販売マーケット」「アセットデザイン用ソフト」「ゲームエンジン」「ゲームを設置するための土地販売マーケット」の4つを出しているのです。
今人気の他のブロックチェーンゲームとは全く異なった考え方をしていますよね。似ているものはDecentraland、Cryptovoxelsなどが似ていますかね。
サンドボックスはワールド構築型のゲームがスタンダードになることを目指しており、プレイヤーたちが中心の世界を作ろうとしています。
現在(2020年1月末)で使える機能としては、
- ゲーム内NFTマーケット(現在は売買不可)
- VoxEdit α版(アセットデザイン用3D制作ソフト)
- ランド購入用マーケット(初回プレセールは終了)
となっております。
ゲームエンジン(ゲームを作るための機能)はまだテストもできない状況です。どのような言語を使ってゲームを作っていくかもまだ発表されていません。
エコシステム解説
ブロックチェーンゲームにとって、エコシステムはとても大切な要素になっています。どこかの立場一つが得をしすぎるとほかの立場の人の割合が減っていき、ゲームとして成り立たなくなっていくからです。
今回は、ゲームのエコシステムを描いてみたのでこれを使って説明します!
基本的には上の通りこんな感じで、Landowner、GameCreator、AssetCreator、Playerの中で通貨が回っています。
サンドボックス内で使われるトークン
- SAND:サンドボックス内で使われる通貨ERC-20
- LAND:ゲームを作るうえで必要な土地ERC-721
- GAME:ランド上に置くことでプレイすることができるERC-1155
- ASSET:ゲーム上に設置したり、プレイヤーが装備するERC-1155
- GEM:アセットを作るために必要なトークンERC-20
サンドボックス内での役職
- Landowner:Landの所有者
- GameCreator:ゲームの制作者
- AssetCreator:アセットの作成者
- Player:ゲームをプレイ人
技術さえ持っていれば、誰でもどの役職になることができます。
SAND
The Sandboxで使われるゲーム内通貨。Ethereumのブロックチェーン上で動くERC-20トークンである。現在は購入はできません。
SANDの用途は
- LAND、ASSETの売買
- AssetCreator、GameCreator、Landownerへの報酬
- クラウドファンディング
- 仮想世界へのガバナンスへの参加
となっています。様々な取引で使われる場面があります。
LAND
ゲームを作るうえで必要となる土地。Ethereumのブロックチェーン上で動くERC-721トークンである。LANDを持っている人をLandownerという。全部で、166,464個のランドがある。
LANDは、ゲームを動かすのに必要となる。ゲームをランド上に設置することで、他のプレイヤーがゲームをプレイすることができるようになります。自分でゲームを作りランドに設置することもできますし、自分以外の誰かにゲームを置かせてあげることで、不動産のようなこともできます。
ランドには大きさの違いがあり、1×1、3×3、6×6、24×24に分かれている。また、1×1のLANDのことをLANDと呼び、それ以外のランドが組み合わさったもの(6×6など)をESTATEと呼ぶ。
ランドのセールはすべてで5回に分けセールが若いごとにディスカウントがあります。買おうとお考えであればなるべく早いセールのがお得になります。
セールごとごとのランド販売数とその割合はこちら↓
販売数(個) | セール上での% | 全ランドの% | |
第一回プレセール | 3,096 | 2.5% | 1.86% |
第二回プレセール | 6,192 | 5.0% | 3.72% |
第三回プレセール | 12,384 | 10.0% | 7.44% |
第四回プレセール | 18,576 | 15.0% | 11.16% |
パブリックセール | 83,592 | 67.5% | 50.22% |
セール上での合計 | 123,840 | 100.0% | 74.39% |
報酬・運営用 | 42,624 | 25.61% | |
合計 | 166,464 | 100.00% |
繰り返しにはなりますが、ランドはすべてで166,464個あります。
そのうち16,704個約1割が運営のもの。25,920個がリリース後の報酬、イベントなどで与える用のもの。ということで私たちが買うことのできるランドの数は123,840個、全体の74.39%です。
ファーストプレセールはすでに行われており、販売開始後4時間で3,096個のランドが完売しました。続くセカンドプレセールは、2月11日に行われる予定です。
一刻も早く買いたい!
という方は↓こちらから最安値で0.23ETH/LANDです
ちなみにZionもランドを購入しています!
GAME
LANDに設置することでプレイヤーが遊ぶことができるようになる。Ethereumのブロックチェーン上で動くERC-1155トークンである。ASSETを設置していくことでゲームを作りあげていく。GAMEを作る人のことGameCreatorと呼ぶ。また、ゲームを遊ぶ人のことをPlayerと呼ぶ。
Playerは、GAME内でGEMを見つけることができる。
ゲームについては開示されていることが少なく、どのように開発していくかがわかっていません。しかし、どのようなゲームができるかという質問には「想像できるすべてが」と返答していました!
イメージ動画で見たところ、マリオカートのようなレーシングゲームも作れるみたいです。
ASSET
ASSETにはゲーム上に設置するための建物や、プレイヤーが遊ぶために身に着けたりするアバターなどがあります。Ethereumのブロックチェーン上で動くERC-1155トークンである。ASSETを作るにはGEMが必要です。
ASSETはマーケットを通して、Player やGameCreatorに売られます。ASSETの見た目を作る人たちをAssetCreatorといいます。すでに運営が雇っているクリエイターの方もいます。
一般の人がASSET自体を作ることはまだできません。(見た目、モーションは可)
ASSETの見た目、モーションの作成は、VoxEditという公式が出しているアプリケーションを使うことで、作ることができます。他の3Dアプリケーションからインポートしてくることもできます。
アセット販売は一度だけ行われましたが、ショップは見ることができますが、まだは機能していません。ショップでは、アセットの見た目、モーション、ステータスなどが見れます。
Openseaでも販売したものが売られています!確認してみてはいかがでしょうか?
ちなみにZionはASSETも複数購入済みです!
追記...
↓↓↓↓ASSETのデザインした記事↓↓↓↓
現在すべての人がThe SandboxでASSETを作ることはまだできませんが、今後、誰もが作れるようになります!その時のためにVoxEditとMagicaVoxelを使って何か...
GEM
GEMは、アセットを作るときに必要となるASSET作成用通貨みたいなものです。Ethereumのブロックチェーン上で動くERC-20トークンである。PlayerがGAME内で見つけることができます。GEMは、PlayerとAssetCreatorの間でトレードされます。
Landowner
LandownerとはLAND、ESTATEを持っている人のこと。LAND上にゲームを設置したり、GameCreatorにLANDを貸すことで収益を得られます。LANDはトークンなので他にLANDを欲しがっている人がいた場合、その人とトレードすることもできます。
ちなみにGameCreatorにLandを貸した場合の内訳は、Playerから得た料金をLandownerがどのように分けるか決めることができるようになるそうです。といっても、話し合ったうえで決めるのがベストでしょうけど。
まさに、「Virtual 不動産」って感じですね!
Landownerになるのに必要なのはEthereumとmetamaskなどのウォレットのみ!気になった方は↓公式LAND販売(2月11日第二回プレセール予定)や↓Openseaなどから見てはいかがでしょうか?
また、Landownerになるのは誰でもできます。他の多くのブロックチェーンゲームとコラボが予定されています!楽しみですね!
GameCreator
GameCreatorはゲームを作る人です。GAMEを作るうえで、必要なのはLAND、ASSETの二つ。ASSETをGAME上に設置してゲームを作りあげていけます。Pleyer が遊ぶことで収益を出していきます。
しかし、GAMEを作るだけでは、Playerは遊ぶことができません。Landownerから借りるか、LANDを購入してLAND上にGAMEを設置しましょう。
ASSETを作るアプリであるVoxEditはリリースされていますが、GAMEを作るアプリは残念ながら公表すらされていません。公表され次第、白ごまブログにも挙げていきたいですね!
AssetCreator
AssetCreatorはASSETを作る人のこと。GameCreator、PlayerにASSETを売ることで収益を出していきます。
VoxEditを使ってASSETの見た目や動きを作ることができます。
また、クリエイターファンドがあり、クリエイターたちのために200万ドルの資金が投じられています。これは将来的にAssetCreatorの収益低下への対策なのではと思います。自分が発行したASSETを自分以外のPlayer間でトレードしても自分には利益が出ませんしね。
クリエイターファンドについて興味がある方は↓こちら
Player
ASSETを購入して自分を強化してGAMEを攻略していく人。最も多くなると予想できる層です。PlayerはGAME内で、GEMなどを見つけそれをAssetCreatorとトレードしたりすることで収益を出します。いらなくなったASSETはほかのPlayerに売ることもできます。
現在Playerとして遊ぶことはできません。
まとめ
今回はThe Sandbox がどのようなゲームなのかを記事にしました。
The Sandboxが2Dゲームだったことや、元々スマホゲームだったこと、その時に4000万ダウンロードを記録した大人気ゲームだったことをお話ししました。
次にゲームのエコシステム(マネー循環)とThe Sandbox内のトークンと役職についてお話ししました。
The Sandboxは特殊なブロックチェーンゲームで、ユーザーが主導となってゲームを盛り上げていくものなのでリリースされた後が、楽しみです!
最後まで読んでくださりありがとうございました。