どーも。
2年半かけてやっとブログの広告収入が1,000円を越したことを喜んでいるZionです。今年もあと1ヶ月を切ってしまいましたね。そこで気にしなくてはいけないのが『税金』です。
The Sandboxと言われるブロックチェーンゲームが2020年8月からSANDというトークンを配布しているのですが、今年になって超暴騰しております。そこで心配なのがSANDの税。所得?贈与?どんな税がかかるんだ?などの疑問を度々見かけるのでこちらについて説明していきます。
SAND以外にもNFT業界はGiveawayが頻繁に行われています。SAND以外のトークン、NFTもこの記事で税金がどうなるかわかるので是非参考にしてみてください。
また、SANDはBinanceで取引することができます。
結論
結論から言うと「もらったら税金がかかる場合が多い。(無視できる程度の可能性もある)」です。
ただし、もらった時の価格がついていないものは例外。こんな感じに考えて貰えばいいと思います。
SANDはトークンですが、NFTアートのようなものならもらっただけでは税金を考えなくても大丈夫です。
税金の種類
と言うことでもう少し詳しく説明していきます。SANDを受け取った後にかかる可能性がある税金の種類は1つだけ。
- 所得税
この1種類のみ。そこら辺はなんとなくわかってると言う方は飛ばしてへ進んでください。
所得税について
所得税とは一年で出た利益の総合を合計した所得から控除などを引いたものにかかる税金のことです。
所得は稼いだ元によって10種類に分類され、今回のSANDや仮想通貨(暗号資産)は雑所得と言われるものに分類されます。
給与所得や事業所得などと雑所得を合算したものから基礎控除、給与所得控除や青色控除などを引いた課税所得金額から、所得税の税率をかけると所得税を計算できます。
また課税所得金額が増えると所得税の税率も増えます。これを累進課税といいます。(100万円しか稼いでない人と1億円稼いでる人がいると1億円稼いでる人の方が多く納税してると言うことですね。)
まあ、ここら辺は僕が説明しなくても他の企業様や国税庁がわかりやーすく詳しく書いていると思うのでこの辺で。
税金がかかるタイミング
多分この記事を見ている方が求めている情報はこれ。「税金がかかるタイミング」です。
これは2パターンあります。
- 受け取った時
- もらった(又は買った)SANDを売った時
です。ただし絶対に発生するものでもないので良く確認してみてください!
SANDを受け取った時に税金がかかる!?
ということで、SANDを受け取った時に税金がかかるパターンを紹介します。
とその前に、これから説明することは僕が調べたうえでそうだと判断したものになります。(他のサイトだと僕の結論みたいなことが書いてないんですよね。)僕の判断に誤りがある可能性があることを承知の上参考にしてください。また、何かあっても一切の責任は取りませんのでご注意ください。
ということで本題です。
企業からお金をもらった場合、その時の価値を所得として計算しなくてはなりません。先ほど説明した通り、区分は雑所得となります。
ということで自分が、いくらの時にもらったか見てみましょー!
まずはSANDが入っているメタマスクにログインして、右上にある「View Account on Etherscan」をクリックしましょう。
Etherscanのタブが開けたらTokenの欄の金額が書いてあるところをクリックしてSANDを選択してください。
するとSAND(選択した通貨)の取引履歴を見ることができます。
- Txn Hash:トランザクションハッシュ(取引のログみたいなもの)
- method:表示されている関数を利用している(正直よく知らん)
- age:いつ受け取ったか
- from:だれから送られたか
- to:だれに送られたか
- quantity:受け取った量
ということが書かれているのでもらった時のageとquantityをメモっておきます。
次にSANDの価格を調べるためにチャートを確認しましょう。
CoinMarketCap様のSANDのチャート(https://coinmarketcap.com/ja/currencies/the-sandbox/)を確認してみます。
LOGの隣のカレンダーマークをクリックすると日付を選択できるので、先ほどメモしたageを選択してご自身がSANDを受け取ったときの金額を確認してください。
・計算方法
「利益 = 受け取った時の金額 × quantity」
この金額が雑所得の一部になります。(僕はもらったのが去年の8月だったので、今年の3月の確定申告で書き込んどきました。まあこっちの利益は数千円程度なんですけどね)
SANDを売った時に税金がかかる!?
次は売った時にかかる場合です。
売った際は有無も言わさずしっかりと雑所得になります。
・計算方法
「利益 = ( 売った時の価格 - 買った時の価格 ) × quantity」
「買ったんじゃなくてもらったんですけど、、、」という方は、「利益 = ( 売った時の価格 - もらった時の価格 ) × quantity」となります。ただし、その他必要経費がある場合には、その必要経費を差し引いた金額となります。
【番外】SANDを誰かに送ると税金がかかる!?
少しずれるかもしれないですが、番外編ということでSANDを誰かにあげるときにも税金がかかる場合があります。
ただし、税金がかかるのは相手側。贈与税といって一年間に110万円までの控除がついています。送った相手が他の人からお金やものをいっぱいもらったりしているのであれば危ないかもしれません。。。。(まあ自分には関係ないんですけどね!)
説明
ここからはあんまりおもしろくないかもしれませんが、僕が受け取ったときにお金がかかると判断するまでの説明というかお話をします。どうでもいいという方は、とばしてください。
SANDを受け取ったときに税金(所得になる)がかかるという部分についてです。
なぜ誰かに渡すのは贈与でSANDをもらうのが所得になるかというと、相手が個人か企業かの問題です。相手が個人の場合は贈与。企業の場合は所得になります。
次に国外からお金をもらっている場合も申告をしないといけないのかというと、日本に住んでいるならやる。
そして最後に企業からお金以外のもの(今回の場合、仮想通貨)をもらった時でも所得になるのか。これが給与所得としてもらう場合(勤務先から給料の一部を仮想通貨としてもらう場合)は以下のように書かれていました。
給与は、金銭で支給されるのが一般的ですが、お尋ねのケースのように、労働協約で別段の定めを設け、給与の一部を暗号資産で支給する場合、その暗号資産による支給分も給与所得の収入金額に該当します。
まあ普通に考えればお金に換えられるものをもらってるととれるので、SANDの場合にも、所得として計算するべきだと思います。。
まとめ
今回はThe SandboxのトークンSANDの税金について記事にしてみました。
所得になる
- Etherscanで履歴を見てもらった時の価値を調べる
- 「利益 = 受け取った時の金額 × 量」
所得になる。
- 買っただけでは所得にならない。
- 「利益 = (売った時の価格 - 買ったorもらった時の価格)× 量」
贈与になる
- 受け取った側が贈与税を払う
- 贈与税の控除額は110万円(1年通して110万未満なら免税)
まだまだ情報が混在し、法も追いついてない仮想通貨業界。規制が多く、現在の日本からではsandboxのalphaに参加することができませんでした。世界ではplay to earnが当たり前のように行われていますし日本もすこーし柔軟な対応をとってくれることを待っている今日この頃です。。。