【The Sandbox】のここがすごい!良い、問題、将来について

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TheSandboxここがすごい。アイキャッチ

こんにちは!Zionです!

今回も、前回に引き続きThe Sandboxについての記事です!前回の記事では、The Sandboxのゲーム内容、エコシステムを主に書いていきました。

今回は上の記事のゲーム内容を踏まえたうえでThe Sandboxの良さ、問題、どのような将来が予想できるかを記事にしていきます!

The Sandboxの良さ

ということで、さっそくThe Sandboxの良さについて語っていきたいと思います!最初にタイトルだけまとめるとこんな感じ。

  • ユーザー主導型ブロックチェーンゲーム
  • 無限の可能性
  • あんな企業も参入!?

ユーザー主導型ブロックチェーンゲーム

以前、僕が書いた【ブロックチェーンを使った『DApps』でアプリが変わる】でも取り上げましましたが、そもそもDappsというものはどこかの機関の所有物ではなく自律しているものを指します。

今存在するブロックチェーンゲームも、「Dapps」といわれることがありますが、どれを見ても運営に依存してしまっており、正確にはDappsとは呼べるものではないと思います。

Mycryptoheroes,Cryptospellなどもその一つであると思います。これらは、良いところがたくさんあり、工夫もしているのはもちろん知っています。ユーザー間での議論、ユーザー間でのコミュニケーション。タイムリーな話だと手塚コラボを実現できたのは運営様が頑張ってくれたからですしね!今までのブロックチェーンゲームはゲーム自体を運営が提供しているのでそのようなメリットはあります。その反面、ASSETの価値が運営の方の意見一つで左右してしまうとも思います。

The Sandboxは、人が「ゲームを遊ぶ」「ゲームを作る」「アセットデザインをする」「アセットの売買」のためのプラットフォームであり、上げたようなブロックチェーンゲームとはそもそも形態が違います。ユーザーがゲームを作る。ユーザーが作ったデザインをASSETにする。ゲームを提供する場所(LAND)をトークンとしてユーザー側が持つことができる。今までのブロックチェーンゲームよりかなりDappsに近づいた存在だと私は思います。

「Dapps」「今までのブロックチェーンゲーム」「The Sandbox」の違いをイラストにするとこんな感じ。

The SandboxとDapps、ブロックチェーンゲームの構図

The Sandboxの中で無限のゲームがプレイできるのです!

また、誰かが発行したトークンというのよりも、GAME、ASSETのような自分が制作したものこそNFTとなり自分の資産になるべきと思っていたので、The Sandboxを見つけた瞬間の衝撃はすごいものでした。

無限の可能性

ブロックチェーンゲームの醍醐味でもある「ASSETを複数のゲームで使うことができる」という特徴(例えば、「Mycryptoheroes」「Cryptospells」のように、とあるASSETが別々の能力を持っており二つのゲームで使うことができる。)ですがASSETは運営が発行したもののみです。

Mycryptoheroes とCryptospellsの両方で使えるASSETは現在6種類のみ。最初からすべてを対応させるわけではないのは当たり前だが現状を見てしまうとやはり運営に依存している。(批判しているわけではないよ!)。

それに比べてThe Sandboxはどうだろうか。

The Sandboxの中に何万もの全く別のゲームを置くことが可能なのだ。発行されたASSETはゲームクリエイターが使うことで別のゲーム内で同種のASSETを利用することができる。

もう考えただけでわくわくが止まらないですよ!しかも「想像できるゲーム」がすべてできてしまうんですよ?見た目だけでなくできることの幅もマインクラフト級なんです!

あんな企業も参入!?

Creator Fundで紹介したもので規模の大きさもなんとなくわかるのではないでしょうか?何と約2億円がASSETの開発のために使われています。

そして、パートナー欄を見てみよう。

The Sandboxのパートナー

そう、パートナーにSQUAREENIXの文字が、、、!

日本語Discordでも騒がれていましたがまさかのスクエニがパートナーなんです!これもDiscordに書かれていたことですが、ドラゴンクエストビルダーズとのコラボも夢じゃない!

次に、前回の記事の「Sandboxの歴史」でも書いた、The Sandboxの運営会社Pixowlを買収したAnimocaBrandsについてだ。

AnimocaBrandsはブロックチェーンゲーム業界ではかなりの有名どころ。F1® Delta Timeというブロックチェーンゲームはご存じだろうか?このゲームはプレセールでASSETの一つが400ETHで落札されるほどの超有名ブロックチェーンゲーム!AnimocaBrandsはそのゲームの運営会社なんです!

と、このようにすごくでかい規模の枠組みがあるので良いゲームになるのではないかと期待しています!

The Sandboxの問題

次はThe Sandboxの問題点についてです。最初にまとめると以下のようにしました。

  • 運営の対応
  • スマホ非対応?

運営の対応

これについては第一回プレセールを経験した人の多くは感じたのではないでしょうか?

海外企業だから仕方ないかもしれませんが、「日本語での発表が遅い」「英語での発表と内容が違う」「予定日とかなり違うスケジュール」など結構グダっていました。また、予定通りいかなかった報告の際に、予定変更の理由の一つはコーヒーがなくなっちゃったからとジョークを挟んだりとあまり日本企業では見ない対応をしていました。

Discordでも多くの人が「この会社大丈夫かよ」と声を上げており、アクションも少ないことからリリースまでは買わないことにする人などもいるそうです。

カルチャーギャップを感じますね、、、

ジョークに関しては何とも思いませんが、セール本番までの準備はもっとしっかりとした方がいいと思います。

第一回プレセール当日その時間になって明日に延期することが決まったり、修正を加えた延期後の第一回プレセールでもいくつかのバグがありました。LANDを購入したはずなのにownerが違う人の名前になっていたときは焦りましたw

運営さんがしっかりと事前確認すればもっと安心してセールに臨めるのですけどね、、、

セール以外でも、クリエイターファンドの申請をしたにもかかわらず合否の報告が来ないなどほかのとこでもいろいろ改善しなければいけないとこがあると思います。

第二回プレセールが2月11日にあるのでここで挽回してほしいですね!

スマホ非対応

今度はゲーム面での残念ポイントThe SandboxはPCゲームでスマホは非対応!

まあ、対応させるのは技術的にも難しそうではあるけれど対応した時の爆発力は純粋に凄そう。

まあまだ、α版もプレイもできませんし途中でできるようになる可能性もあるのでは、、?

マインクラフトも人気がなくなってきたとき、スマホ版や他のゲーム機器でリリースされたことでいろんな層からの参入が多くなり人気に火が付きましたよね?いろいろな端末からプレイすることができれば良いなというのが思うところです。

※2020/02/10追記

書き終えたすぐあとにTwitterを見ているとこんな書き込みが

The Sandboxスマホ対応への反応

ということでモバイル端末にも対応するらしいです!リリースと同時になるかはわかりませんがこれで人口が増えるかも?

The Sandboxの将来

The Sandboxの抱える問題を長々と書きましたが、私はこのゲームにめっちゃ期待しています。ゲーム内容は、DecentralandやCryptovoxelsに似ていますが、できる幅は格段に広いですしLANDを持っていなくてもいろいろ遊べるらしいので、参加するハードルは低いと思います。

僕が思う人気になりそうなジャンルのゲームは、バトルロイヤルゲーム(PUBG、フォートナイトなど)とか、GTAのようなオープンワールドゲームですかね(誰か作ってください、、)。

あと、ゲーム以外でも、交流の場所としてや行きたくても距離が遠くて行けない場所の再現した観光や、マイクリのオークション、カジノもできるかもしれませんね!やはり、今までのブロックチェーンゲームとは違った遊び方もできそうですね。

公式さんが言うには何でもできる(ゲームクリエイター次第ではある)そうなので以上のことも可能なんじゃないでしょうか?リリースが待ち遠しいですね!

まとめ

ということで今回はThe Sandboxの良いとこ、問題、将来についての記事を書きました。

良い点
  • ユーザー主導型なので無限にゲームを作って無限のゲームを遊べる。
  • どんなゲームも作れる無限の可能性。
  • たくさんの企業とのパートナーシップで将来が期待。
悪い点
  • 第1回プレセールでの事前準備。
  • スマホ非対応について。
将来性
  • PUBG、Fortniteのようなゲーム、現実世界を再現した観光地や、交流場所。

僕は、第二のマインクラフトにもなるポテンシャルがあるのではと思います!

問題として挙げた対応については、2月11日の第2回プレセールを迎えればわかるのではないでしょうか?楽しみですね!ユーザー主体のゲームだからこそ、しっかりとした対応をとることでユーザーからの信頼を得れると思います。

今後VoxEditやゲームエンジンの使い方についての記事も書いて行きます!お楽しみに!

※2022/06/23追記

VoxEditを使ってThe SandboxのAssetをデザインした記事を書きました。

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